成功できない人に共通するお金の使い方

浅田次郎さんの小説「オー・マイ・ガアッ!」に世界一の金持ちである石油王が登場します。

数百億円の出資をバンバン行い、世界中に山ほどのホテルを持ち、プライベートジェットで飛び回っている。それにも関わらず、あらゆるものを値切る、150ドルの赤字でブチ切れる、というこの石油王。

想像を絶する金持ちでありながら、すごいケチという凄まじいキャラクターを持つ彼。しかし、彼はただのケチではなく、事業家として以下の哲学を持っているのです。

「カシムよ、そちはいまだ予の誰たるかをわかってはおらぬ。よいか、事業家の器というものはの、大胆なる行動と繊細なる神経、そのバランスにかかっておるのじゃ。すなわち出資という攻撃についてはけっして兵力をケチってはならぬ。ただし防御に関してはセコいほど緻密に、最善の配慮をするのじゃ。わかるか、カシム。われらが大地より湧き出づる石油は無限ではない。アッラーの神がわれらに賜うた石油の涸れ尽きるまでに、われらベドウィンの民は石油の恵みに頼らぬ事業立国をなさねばならぬのじゃ。それをなしてこそ、われらは世界の王者ぞ」

かなり極端な話ではありますが、「大胆なる行動と繊細なる神経、そのバランス」とは、まさに成功するための真理をついています。

 

成功できない人はえてして、お金を出すべき時に出せない、節約すべきものを節約できない、という共通点を持っています。

すなわち、お金の向う側にある価値を見ることができていないのです。

デートの最中に突然雨が降ってきた時に、目の前で売っていた傘が一万円だった時 → 必要だけど高いから買わない。
定価10万円の有名ブランドバッグが1万円で売っていた時 → 特に興味はないけど安いから買う。

このようなお金の使い方では決して成功することはありません。金額の大小に操られてしまっており、お金を払って買うものの価値を直視できていません。

お金はモノやサービスを仲介するために存在しており、それを使って何ができるか? と常に考えることが、成功するための条件と言えるでしょう。

お金

Posted by koron