部下が上司に望むたった1つのこと
すごい、大企業でもこんな上司がいるんですね。もちろん悪い意味で。
叱責するだけでなんの助言もしていない、目標だけ与えて達成するための手段は部下に考えさせる、具体的な解決策を提示せずに抽象論ばかり繰り返す。
20歳の時からたくさんの部下を持ってきたぼくに言わせると、これからの時代このような人が上司として生きていけるほど甘い世の中にはなりません。
部下は「育てて欲しい」なんて思っていない
部下が上司に望むこと、そして上司が部下に対して指示するべきことは「具体的なメソッド」のみです。
目標だけ提示して「自分で考えろ」という上司は、目標達成のための具体的な手段を自分で考えることができないのです。
売上を2倍にする、などと目標を立てた経営者や上司は、その目標を達成するための具体的な手段を部下に提示する責任があります。部下は指示されたとおりに動くだけで良いのです。
部下より上司の方がスキルを持っており、経験が豊富なはずですので、目標達成のための手段は上司が考えたほうが合理的です。
言うまでもなく、目標達成のための手段はプロジェクトの中で最も大切な点ですので、それを経験の浅い部下に考えさせることが良い方法であるはずがありません。
このガイアの夜明けの放送が叩かれるようになったことは、少しずつ世の中が良い方向に向かっていっている証拠だと感じています。